銀河の歴史がまた1ページ~銀河英雄伝説(OVA石黒版)感想~その①

皆さん、こんにちは!

今年1月から「銀河英雄伝説OVA版)」をアマゾンプライムで視聴しています。
所謂「石黒版」の銀英伝アニメ、話数がものすごいですね!

本編110話+外伝52話。

血沸き肉躍る物語、人間模様、どこを切り取っても面白いので
視聴が苦になりません。

実は感想はツイッターに投下し続けております^^
すぐ書かないと忘れてしまうので、ツイッター本当に便利。
今の時点で第3期第20話(本伝74話)まで見ました!
75話からさらに話が動きますね・・・ロイエンタール( ノД`)
全ての回に対して感想は残しておりませんが、

今年の1/4からポツポツと感想ツイートしております。

 

 

 

シェーンコップ初登場。

「不良中年」ってずっと言われ続けますけど、カッコイイですよね。
今回のイゼルローン攻略、「難攻不落」という自信と油断を突いて、内部潜入という。見事ですよね。

 

 

S1-11 アンネローゼ様暗殺を狙ったベーネミュンデ侯爵夫人。ツイッターでも書きましたが、小説を読んだ10代の頃は侯爵夫人の嫉妬や行動がとても怖かったのに、年を重ねた今の私にはとても悲しく切なく、そして純粋な女性だったのだなと思えてなりません。

その後は、自由惑星同盟の政治家たちの腐敗っぷりにイライラ。
フォーク准将がこの時(この世から)退場してくれていたらなぁ
と思ったり。

 

 

アムリッツァ星域会戦で同盟は優秀な将官を多数失い、
帝国側も貴族の無能さが露呈され、単にハキハキしたお嬢様ではない事がこの時点ではっきり描かれたヒルダ。
常に心の中で相手の心の動きや考えを熟考していて、
めちゃくちゃ頭いいですよね。
まぁ、機知に富んでるからこそこの先も物語に大きく関わっていくわけですが。

 

トリューニヒトにはイライラさせられっぱなしですけど、
帝国からメルカッツ上級大将が亡命。
すんなりヤンが受け入れたのは、勘なんですかね?
一目見て人となりが分かったのか。
メルカッツの実直さが同盟側にも伝わってたとか?
ちょっと覚えてないのですが、小説にはそのあたり書いてあるのかなぁ。

 

一つボタンをかけ間違えただけ。
(オーベルシュタインからの助言を受け入れた)
正しい事を真っ直ぐ伝えてくるキルヒアイス、そして常に親友の進言を受け入れてきた自分への反発(親友への反発)
キルヒアイスの支えがなくても自分はやっていける、と思いたい。

様々なズレが悲劇に繋がっていく。

ストーリーは知っていても、「あの時こうしていたら」と
ついつい「タラレバ」を思って、キルヒアイスが生きていたら、
と何度も考えてしまう。

悲劇につい目がいきがちですが、式典の様子、アンスバッハの行動をよくよく考えるとめちゃくちゃとんでもない事を考え付きましたよね・・・。
そもそもブラウンシュバイク公の遺体って検分されなかったのか・・・というツッコミはさておき、
自分が仕えていた上司の遺体内にランチャー埋め込むという細工、一体いつ思いついたのか。
もしかしたらアンスバッハはブラウンシュバイク公の命を奪う事を計画した際、遺体の利用方法まで考えていたのかもしれませんね。オソロシイ。

 

ノイエ版に作画について劣るかとは思いますが、
OVA石黒版もやはり名作であり演出・声優陣などどれをとっても素晴らしい作品であると、今回見直して改めて感じます。
OVA版が見終わったらノイエ版もじっくり見直したいです。

というわけで、また改めて第二期についても語りたいと思います。

銀河の歴史はまだまだ続きます。