「ガンダム」を創った男たちの熱い物語!

皆さま、こんばんは☆

いつもの一言近況なんですが(いつも一言で済んでませんが)、毎晩娘の寝かしつけタイムに読んでる本が

このところ毎日「眠れる森の姫」というどうでもいい近況でスミマセン。

気に行った絵本を連日希望する娘なので、そのうち違う絵本になるとは思います。

(落語の絵本を毎晩読み続けてた時は、けっこう厳しかったです(^_^;)

役柄によって声とか雰囲気変えて読んでるのが面白いんだと思います。

特に悪い魔女www

声優ヲタ的に何かしら会得してたんでしょうね。

まさか娘への読み聞かせで発揮されるとは・・・。

さて先日夫がインフルに罹患した際、

感染してはマズイということで近くにある私の実家へ数日避難してたんですが

避難する時、こちらの本を持参し娘が寝たあと読んでました。

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私の実家はネット環境ないので、読書するにはもってこいなんですよね。

でも毎晩早く寝てしまいました(^_^;)

こちらは、「機動戦士ガンダムさん」に収録されてたものを纏めたものだそうです。

ガンダムさんは、私自身は数巻しか読んだことありません)

一言で言いますと、面白かったです!そして、傑作だと思います。

ガンダムを好きな方でしたら、とても心に響くものがあるかと。

放送当時は打ち切りになった「ガンダム」が、どうして今現在多くの人々に愛され支持される作品になったか。

ガンダムを創った人々の、ガンダムへの熱い熱い思いと情熱がフィクションとパロディを交えて描かれてます。

印象的な話がたくさんあるのですが、いくつか挙げるならば

① 敵味方に多くのMSなどのメカが登場するのは視聴率低下を食い止めるためだった(要はおもちゃとして売り出すため)

② 青森放送は第26話で放送打ちきった。

③ 安彦氏が病に倒れ作画が遅れたため、声優さんのアフレコ時映像がなく、「青い棒がアムロ」など、そういう状態で声を吹き込んでいた。

④ アニメ誌(『OUT』)にセイラさんのヌードイラストが掲載された。

⑤ ガンプラ第一号は発売当初、在庫の山だった。

⑥ ガンダム映画化決定時の新聞記事、「ヒーロー」として「アムロン少年」と記された上、そのアムロン少年として掲載されてるのはミライさんのカットだった。しかも、ガンダムじゃなくてGパーツが掲載。

⑦ 映画ガンダムは当初1作の予定だった(松竹側の意向)

などなどなどなど!!!

知らないことがたくさんでした。

気になるのは当時発売された「ガンダム記録全集」。

お持ちになってる方いらっしゃいますか??うらやましいですっ!

板野サーカスで有名な、アニメーター・板野一郎さんは映画ガンダムで様々な名シーンを生み出したこと。

ホワイトベースと夕日とフラミンゴの美しいシーンは、板野さんが担当されたそうです。

フラミンゴ一羽一羽を丁寧に書き込まれたのだそうです)

映画公開に先駆け、ファンイベントが実施されたのですが、その場所が新宿アルタ前!

当時は珍しいコスプレをして集まるファンも多かったとか。(コスプレを披露するコーナーもあったそう♪)

それから30年後。

お台場に等身大のガンダムが設立。

私は、ガンダムが身近に存在する日々を当たり前に感じてましたが、そうじゃないんだな、色んな人の思いと努力があって

今があるんだな・・・ということが分かり、とてもとても感動しました。

今度お台場の等身大ガンダム見たら、多分泣くかも(笑)

お勧めのガンダム本です♪

書店で見かけたらぜひっ!

ちなみに、安彦さんはシロッコそっくりになってますw