不定期で更新しているこちらのシリーズ。
これまでの記事はこちら。
その1→☆
その2→☆
その3→☆
段々年代を細かく追って書くのが大変になってきたので(自分でも時系列が曖昧というか、整理するのが面倒で・・・うわぁぁぁごめんなさいっ(>_<)
思いつく作品について語っていきたいと思います。
今回は高校時代にはまった作品についてです。
高校時代は私のヲタク人生においてターニングポイントともいえる時期でした。
高校に入学し、念願の電車通学・女子高だったこともあり「ヲタク」な趣味は封印し高校生活を楽しもうって思ってたんですが
類は友を呼ぶって本当なんですよね・・・
封印するどころか、開花させてくれる友人と出会ったんですよ。これ、本当に。
彼女のおかげでさらにディープになっていくわけですがね。アハハ。
というわけで、彼女から様々な作品を薦めてもらったりお互い自作漫画や小説を交換して読み合ったり。
彼女の視点というか褒め部分がけっこうマニアで
「お前の描く手がきれいなんだよなぁ!」って言ってたのをよく覚えてるんですよね。
あ、けっこう男勝りなコでした。
私がボケボケふわふわしてるタイプなので、色々助けてもらいましたよ・・・。
思い出話はこれくらいにしまして、作品のほうへ話を進めますね。
まずはこちらです。
これは今読んでも本当におもしろいです。
登場人物が多く、さらに前世の人物も含んでくるので、読んだ当時は登場人物や相関図を整理するのが大変だった記憶があります(^_^;)
ちなみに、当時「前世ブーム」を巻き起こした作品です。
主要登場人物の前世が絡んでくる作品で、「ぼく地球」を読み陶酔した読者が「私も前世が・・・」みたいな流れになってしまい、妄想とフィクションを混同する現象になってしまったようなんですよね。
当時はネットなんてないですから、その状況は後々作者・日渡早紀先生から知らされるのですが、
私が知ったのはコミックの何巻かの作者の柱書き「1/4のたわごと」でした。
日渡先生自ら「これはフィクションです」って言い切りました。
や、私もね妄想はしましたよ。妄想大好きっ子でしたから。
「私も植物や動物とお話できたらいいなぁ」とか(・・・痛すぎる!!)
ピアノ弾けたので試しに自宅のレッスン室の植物が自分の演奏でどれくらい成長するかとか、やってました。
手当たり次第に動物に話しかけたり。。。痛すぎる!!!!
キチェが額に浮き出てきたらどうしよう!!とか。痛すぎてどうしようもないです。
でもいいんです、それがヲタの青春でしたから(爆)
自分がこんなだったので、将来娘がヲタになったとしても全く痛くもかゆくもないでしょうね。
でも私は妄想止まりに終わり現実に戻ったので、作者自身が言い切らないといけないほどの事態になってたことに
正直驚きましたね。
で、作者の「フィクション宣言」の次の巻の「1/4たわごと」では、このフィクション宣言による賛否両論の読者からの意見も掲載されてました。
賛同する人もいればショックを受ける人もいましたね。
私と友人は、よく学校で「誰が誰で~」とか相関図書いて話し合ってました。
特に紫苑・秋海堂は現世ではどっち?!って話で盛り上がって、意見が合わなくてケンカになったことも(^_^;)
前世という世界感はすごく斬新で、そういう不思議世界に興味あった私にはツボでもありました。
「ぼく地球」ですごく好きな話というと、、、
幼い紫苑とラズロとキャーの生活の話かな。
それまで荒れまくってて素直になれなかった紫苑が初めて安らぎを感じた場所が、ラズロとキャーのところだったと思います。
しかしその生活も長くは続かず・・・あぁ、思い出しただけで泣けてきます・・・この場面は。
あとは、亜梨子が完全に前世の記憶を取り戻した瞬間とか。
京都修学旅行中において突如記憶を取り戻すわけですが、その描写が鳥肌もので・・・!!
ぶわっと桜が満開になるシーンとかやばいですよやばいですよ。
それと、OVAもありましたね。
すごくステキな作品だったと思うんですけどDVD化ってされてるのかなー。
特に音楽が好きでした!!
そういえば、今その続編になる「ぼくを包む月の光」って連載されてますよね。
途中まで読んでたんですが、最近は全然本誌も買ってないので話が分からなくなってます(^_^;)